３級のアマチュア無線技士を取得できたなら上級のハムに なる努力をしてみましょう。かつては２級で４５文字、１級で６０文字のモールス の試験がありましたが、現在は昔の３級の２５文字になりました。平成１７年１０月 以前に３級相当以上の資格があればモールスは免除になります。とは言っても 25文字なら何とかなる範囲ではないでしょうか。問題はやっぱり、無線工学と 法規の試験の克服です。上級の試験になるとやはり複雑な式や広範な知識が必要 となります。覚える量が多いです。しかし、受からない試験ではありません！ 私は旧３級の免除を使って１級を受けて見事に1発で合格できました。
まず勉強用のテキストですが、なんといっても上級の試験ですので一朝一石には いきません。まず、どういう問題が出るのかということと難しい問題に慣れないといけません。 月並みですが、過去問題を繰り返しやって勉強するのが最強の勉強法です。ただ、漫然と過去問だけ では、知識の薄い方は不利でしょう。そこで、いい本があります。俗に”ガールスカウト本”と呼ばれて いるものです。ただ、これだけでは合格は厳しいです。しかし、繰り返し読むことによって 以外と力が付きます。過去問題に取り掛かる前に読みます。そして、過去問題を解きます。 でも、1回目は答えを見ながら取り組みます。過去問は分量があります。自分のペースで進めると いいと思います。2回目は自力を意識します。3度目くらいで解けるようになれば大丈夫です。 あと、私は過去問題の巻末に付いている公式集を別の紙に書いて”備忘録”を作成して勉強しました。 左上に本を示します。 実際の試験でも過去問の類問は多く出題されます。

1アマと2アマどっちを受けるかは人それぞれだと思います。 腕に覚えのある方は1級に挑戦しても良いですし、一級はキツイと感じるなら ２級でも構わないと思います。試験前に無線協会のＨＰから前回の問題をダウンロード して腕試ししましょう。自身をつけて、いざ！本番です。